1歳のこどもの急な発熱! 無汗の熱に使う漢方薬

気温も低く、空気も乾燥していますね。

先日、少し遠出して紅葉狩りに出かけてきました。
もう標高の高いところは終わりかけているところもあるんですね!
しばらく気温が高かったので、秋の訪れを見逃していました。

見ごろのところも少しだけ味わうことができましたよ。

2016紅葉

少しだけ・・・
実は、旅先で1歳の息子が発熱・・・。
行きの車中から何度か吐いていたので、
ちょっとおかしかったんですよね。

とりあえずいつもの 小児用ブリル は持っていたので、
それを飲ませつつ・・・
予定より早めに帰ってきました。

結局熱は3日程続き、
そのあとなんとなくお腹と背中に発疹が・・・
どうやら突発性発疹だったようですね。

あまりひどい症状ではなかったので、
基本は安静にしていたのですが、
一つだけ家にあった漢方薬を使ってみたところ、
教科書通りの効果が実感できたので、
その時の様子をご紹介。


息子の症状としては38~39度の高熱で、
咳や鼻水などの風邪っぽい症状はありませんでした。
便の状態もいつも通り。
食欲もあるし、たまにぼーっとしているけれど、
普段とあまり変わらず元気。

そういえば、汗をかいていなくて、
からだがさらっとしているなぁ・・・

あ!
これはまさに「辛温解表」(体を温め、悪いもの(邪気)を発散する)の
薬を使うタイミング!!

「辛温解表」の働きをもつ漢方薬には、
葛根湯や麻黄湯があるのですが、
これらの漢方薬は、
熱が出ていなくても汗をかいていない状態
でしか使うことができません。

インフルエンザの予防に麻黄湯・・・
なんていう話もありましたが、
そういった使い方をするものではありません。

家にちょうど麻黄湯があったので、
お湯で溶いてペースト状にしたものを
スプーンに乗せて飲ませてみました。

麻黄湯は少し強いものなので、
衰弱している方には使わないし、
杉本薬局ではあまり出さないのですが・・・
ちょうどあったので・・・。

しばらくして息子は寝てしまったのですが、
起きたら寝汗をかいていました!
そして熱を測ったら37度台!

教科書通りのからだの反応に、
ただ熱が下がったこと以上に嬉しくなってしまいました。

さらにその後の便が少し緩かったのですが、
出た後の息子は「すっきりした!」らしくご機嫌!
汗だけでなく、水を含んだ便として出ることもあるんですね。

これからの季節、葛根湯を使う機会も出てくると思いますが、
飲み方にはぜひ注意してくださいね!
ただ風邪の引き始めだから使うのではなくて、
汗をかいていない状態にしか使えません。
覚えておいてくださいね!


杉本薬局 
鎌倉市 大船駅より徒歩3分。
漢方薬や自然薬を中心に取り扱っています。

1歳のこどもの発熱

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プロフィール

saeka

Author:saeka
祖父の代から続く薬局で働いています。漢方、自然薬などについて、勉強しながらつづっていきます。

※こちらのブログには個人的見解も載せています。効能効果として認められていない
ものも記載していますので、その点をご了承下さいね。

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